障害年金がもらえない?「不支給」と「却下」の違い

障害年金の申請をしても、思ったように支給されないことがあります。その理由として、主に「不支給」と「却下」という二つの決定がありますが、意味がまったく異なります。

「不支給」とは、申請がきちんと審査された結果、病気やケガの状態が年金を受給するための障害の基準に達していないと判断された場合です。たとえば、日常生活に支障がある程度まで悪化していない、または医学的証拠が不十分だった場合などが該当します。審査は行われたものの、「障害の程度が足りない」とされたケースです。

一方、「却下」は、そもそも病状の審査に入っていない状態。保険料の納付要件を満たしていない、初診日の証明が取れない、必要書類が不備だったなどが主な理由です。国民年金や厚生年金の保険料を一定期間納めていないと、たとえ重い病気でも対象外になるのです。

どちらのケースも、納得がいかなければ不服申立て(審査請求)が可能です。特に「不支給」の場合は、症状が変化したタイミングで再申請することも有効です。また、申請前には市区町村や社会保険労務士に相談し、要件をしっかり確認しておくことが大切です。

障害年金は、生活の支えとなる重要な制度。申請の際は細心の注意を払い、正しい手続きを心がけましょう。

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