障害年金を受けても老齢年金が減る? 実際のところ
「障害年金をもらうと、将来の年金が減ってしまうのか?」――この質問、実は多くの人が勘違いしているポイントです。結論から言えば、障害年金そのものを受け取ったからといって、老齢年金が減ることはありません。これは重要なポイントです。
障害年金は、病気やケガで働けなくなり、一定の状態が続いた場合に支給されるもの。一方、老齢年金は、定年後に一定期間年金保険料を納めた人へ支給されるものです。制度が異なるため、障害年金の受給が直接、老齢年金の額に影響することはないのです。
ただし、ひとつ注意点があります。障害年金の支給が決まった後、国民年金保険料の「法定免除」を申請した場合、免除された期間は、将来の老齢基礎年金の計算対象外になります。つまり、その分だけ老齢年金の額が少し減る可能性があるのです。
たとえば、3年間の法定免除を受けた場合、満額の老齢基礎年金を受け取ることは難しくなります。ただ、免除期間が短い場合や、他の免除制度(例えば学生納付特例)との組み合わせによっては、影響も限定的です。
そのため、障害年金を受けながら将来的な年金額を心配する場合は、法定免除の申請有無が鍵になります。市区町村の年金窓口や社会保険労務士に相談すれば、自分のケースに合ったアドバイスが受けられます。
年金制度は複雑ですが、正しい知識を持っていれば、不安も減ります。今受けている支援と、将来の生活をしっかりつなげていくことが大切です。
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