年末調整で返ってくる還付金、平均は約4万8千円

毎年12月に行われる年末調整。会社員にとっておなじみの手続きですが、「結局、どれくらいお金が返ってくるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。厚生労働省などが公表したデータによると、2022年の源泉所得税と復興特別所得税の還付総額は約2兆5,429億円。このお金は、年末調整を通じて納税額の過不足を調整し、払いすぎていた税金が戻ってくる仕組みです。

還付を受けた人の数は「1年を通じて勤務した給与所得者」と「1年未満で退職した人」を合わせて約5,265万人。この数字を使って計算すると、1人あたりの平均還付額は約48,298円になります。つまり、多くの会社員が毎年、平均で5万円前後のお金が戻っているということです。

ただし、これはあくまで平均値。扶養家族の有無、生命保険や医療費の控除、iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入状況などによって、実際に戻ってくる金額は人それぞれ大きく異なります。たとえば、今年結婚や出産で扶養控除が増えた人や、大きな医療費がかかった人は、平均より多くの還付を受ける可能性があります。

年末調整は「めんどう」と感じる人もいるかもしれませんが、自分の負担を正しく見直し、払いすぎた税金を取り戻せる貴重な機会。来年の手続きに向けて、控除関連の書類を早めに準備しておくのがおすすめです。

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