年末調整で戻ってくる還付金、平均は約4万8千円
毎年11月から12月にかけて多くの会社員が行う年末調整。確定申告とは異なり、会社が代わりに手続きをしてくれるので、手続きが楽なのが特徴です。でも、「結局、どれくらい戻ってくるの?」という声もよく聞かれます。
2022年のデータによると、源泉所得税と復興特別所得税の還付金総額は約2兆5,429億円。これを年末調整を行った約5,265万人で割ると、1人あたりの平均還付額は約48,298円になります。つまり、多くの人が5万円前後が戻ってくる計算です。
ただし、これはあくまで平均。実際には、扶養控除の有無、生命保険や地震保険の控除、医療費控除の適用の有無などによって、戻ってくる金額は大きく変わります。たとえば、今年から扶養家族が増えた人や、大きな病気で医療費がかかった人は、平均より多く戻ってくる可能性があります。
逆に、給与の支払いミスや控除の申請漏れで、還付ではなく追加納税になるケースもあります。そのため、年末調整の際は、扶養控除申告書や保険料控除証明書などをよく確認することが大切です。
年末調整は「おまかせ」にせず、自分の控除内容を一度見直してみるだけでも、節税や還付金の増額につながることがあります。来年の1月に「思ったより戻ってこなかった…」とならないよう、早めの準備がおすすめです。
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