年末調整で還付金がマイナスになるのはなぜ?

年末調整の結果、還付金が「マイナス」と表示されることがあります。これは、前職での給与に対する源泉徴収税額が、本来支払うべき税額よりも多くなっていることが原因です。

たとえば、年間を通じて複数の会社で働いた場合、それぞれの会社が独立して所得税を源泉徴収します。しかし、年末調整では、年間の収入をもとに正しい税額を再計算。この「年調年税額」から前職での源泉徴収額を差し引くと、結果として差額がマイナスになることがあるのです。

例えば、前職で多くの税金をすでに払っていた場合、現職での調整で「払いすぎ」が発生し、その分を差し引くと還付ではなく、逆に調整が必要に見える形になります。実際には、還付ではなく、追加納税がないという意味で、税務上の問題ではありません。

多くの場合、確定申告を行えば、前職と現職をまとめて正しい税額を計算でき、実際には還付されるケースも少なくありません。特に転職をした年は、給与の移動や扶養控除の変更も影響するため、一度税務署や会社の担当に相談するのがおすすめです。

2025年1月21日現在、こうした制度の仕組みは変わりませんが、マイナス表示に驚かないよう、仕組みを理解しておくと安心です。

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