国民年金の確定申告を忘れたら? 還付金を受け取るチャンスはあと5年

国民年金の支払いをしていたにもかかわらず、確定申告でそれを忘れてしまった――。そんな経験をした人もいるかもしれません。でも、安心してください。実は、その忘れても、あとから取り返せる可能性があるのです。

国民年金を自分で支払っている人(第1号被保険者など)は、その保険料を「社会保険料控除」の対象として申告することで、払いすぎた税金の還付を受けることができます。しかし、もし当年の確定申告でこれを申告し損ねてしまったとしても、最大で5年前までさかのぼって還付を請求できるのです。

たとえば、2023年の分を申告し忘れた場合でも、2024年から2028年までのあいだであれば、追って「還付申告」を行うことが可能です。この制度を「更正の請求」と呼び、税務署に手続きをすることで、払いすぎた所得税や住民税の一部が戻ってきます。

特に学生やフリーランスの方、一時的に収入が少なかった年がある人ほど、気づかないうちに支払っていた国民年金の控除を忘れがちです。今、ふと思い当たる節があるなら、もう一度、過去5年分の支払い記録を確認してみてはいかがでしょうか。

必要書類は、年金の納付記録や確定申告書、還付請求書など。最寄りの税務署や市区町村の窓口で相談すれば、親切に教えてもらえます。小さなお金に思えるかもしれませんが、積もり積もれば大きな金額になることも。忘れずに確認して、自分のお金を取り戻しましょう。

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