ビタミンB6不足が引き起こす体の不調

日々の食生活で見過ごされがちなのが、ビタミンB6の不足です。このビタミンが不足すると、まず皮膚や粘膜に異常が現れやすくなります。たとえば、皮膚炎舌炎、口の中のはれや痛み(口内炎)、口角がただれる口角症などが代表的です。

さらに体内では、赤血球の生成に関わるため、不足が続くと貧血を引き起こすこともあります。免疫に関係するリンパ球の数も減りやすくなるため、風邪をひきやすくなるなど、体の抵抗力が低下する恐れもあります。

成人の場合、神経系への影響も無視できません。うつ気味の気持ち意識の混濁、脳波の異常、ひどい場合はけいれん発作が出ることもあるのです。特に長期間にわたって抗生物質を使用している人では、腸内でのビタミンB6の合成が妨げられ、不足しやすくなるため注意が必要です。

ビタミンB6は、肉や魚、豆類、バナナなどに含まれており、普段の食事で比較的摂りやすい栄養素です。しかし、偏った食事や特定の薬の長期使用がある場合、知らず知らずのうちに不足している可能性があります。心当たりがあるなら、一度、自分の食生活を見直してみるのもよいかもしれません。

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