日本のITレベル、世界で9位に

日本のITレベルは、世界64カ国・地域を対象とした「世界デジタル政府ランキング」で2021年度に9位となりました。前回の7位から2つ順位を下げた結果で、早稲田大学が行った調査で明らかになりました。このランキングは、電子政府の整備状況やオンラインサービスの充実度、行政のデジタル化の進み具合など、10の主要な指標をもとに評価しています。

上位を占めたのは、1位がデンマーク、2位がシンガポール、3位が英国、4位が米国、5位がカナダと、いずれも長年にわたるデジタル政策の積み重ねが評価されています。一方、日本は官民を挙げてのデジタル庁の設立や、マイナンバーカードの普及など、近年になって本格的な改革を進めていますが、依然として遅れが目立つ分野もあります。

特に、行政手続きのオンライン化やデータの連携、地方自治体でのIT導入の格差などが課題とされています。海外の先進国に比べ、紙文化の残存やシステムの老朽化も影響しているようです。ただ、2023年以降の取り組み次第では、順位の巻き返しも期待されます。デジタル社会の加速に、日本がどう対応していくかが今後の鍵となりそうです。

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