テレビが家になくてもNHKの契約が必要? 実は車のカーナビがポイント

「家にテレビがないから、NHKの受信料は払わなくていい」——そう思っている方もいるかもしれませんが、実は注意が必要です。放送法第64条によると、NHKと契約する義務があるのは、「テレビ放送を受信できる設備」を持っている場合。ここで重要なのは、「自宅にあるかどうか」ではなく、「受信設備を持っているか」どうかです。

たとえば、車にテレビが見られるカーナビが取り付けられている場合、そのカーナビが地上波放送を受信できる機能を持っていたら、それが「受信設備」として扱われます。つまり、自宅にテレビがなくても、そのカーナビでNHKの番組を視聴できるなら、正式に契約する義務が発生するのです。

実際に、NHKはこうしたケースについても契約を促しており、カーナビやポータブルテレビなど、持ち運び可能な受信機についても対象となると明言しています。2024年4月1日現在、こうした解釈はより明確になっています。

もちろん、カーナビにテレビ機能が搭載されていても、アンテナを外す、受信機能を完全に使えない状態にするなどの措置を取れば、受信設備と見なされない可能性もあります。しかし、一般的には視聴可能な状態であれば契約が必要だと考えておくのが無難です。

結局のところ、テレビの有無よりも「受信できるかどうか」が鍵。車のカーナビを使っている方は、一度確認してみるといいかもしれません。

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