加熱式たばこも心臓に悪影響? 専門家の警告

「iQOS(アイコス)は紙巻きタバコより安全」と思って使う人が増えていますが、実は心臓へのリスクは依然として懸念されています。 スプリンガー教授の研究によると、たばこが燃焼していなくても、iQOSから出る化学物質が血管の内皮機能を低下させる可能性があるといいます。

血管の内皮は、血流をスムーズに保つ重要な役割を担っています。その機能が弱まると、心臓や脳に十分な血液が届かなくなり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高まります。2017年の実験では、iQOSを使用した後、使用者の血管内皮機能に一時的な低下が見られたとの報告もあり、完全に安全とはいえません。

紙巻きタバコに比べて有害物質の量は少ないかもしれませんが、「吸わないに越したことはない」というのが多くの医療専門家の共通見解です。特に高血圧や糖尿病のある人、あるいは心臓病の既往歴がある人にとっては、わずかな影響でも重大な結果につながる可能性があります。

今、健康を考えるなら、iQOSも含めたすべてのたばこ製品に注意が必要です。禁煙が最も確実な予防法であり、長く健康でいるための第一歩となるでしょう。

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