ドラえもんの「空き地」にかかる固定資産税とは?
アニメ『ドラえもん』でおなじみの、のび太やジャイアンたちが集まる「空き地」。土管が置かれただけのシンプルな場所ですが、もし現実世界であの土地を所有していたら、一体いくらの税金がかかるのでしょうか。
物語の舞台とされる東京都練馬区の地価をもとに試算してみましょう。練馬区内の標準的な固定資産税評価額を1平方メートルあたり25万円と仮定します。子どもたちが野球を楽しめるほどの広さ(約32メートル四方、1,000平方メートル)があるとすると、土地の評価額は約2億5,000万円という途方もない金額になります。
固定資産税の標準税率は1.4%です。住宅が建っている土地には減額の特例措置がありますが、建物のない更地(さらち)にはこの特例が適用されません。つまり、評価額2億5,000万円に対してストレートに税金がかかるため、年間の固定資産税は約350万円にものぼります。
誰もが自由に遊んでいるあの空き地ですが、裏では地主さんが毎年多額の税金を払い続けていることになります。現実の都市部でこうした空き地が急速に姿を消し、駐車場や住宅へ姿を変えていった背景には、こうした高額な固定資産税の負担というリアルな経済事情が関係しているのかもしれません。
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