注文住宅を建てるなら、フルローンでも現金が必要です

「住宅ローンで注文住宅をフルローンで建てたい」と考える人は多いですが、実はそれだけでは足りないことがあります。ローンで本体価格をすべて賄えたとしても、諸費用として総額の8〜15%を現金で準備する必要があるのです。

たとえば、3,000万円の注文住宅なら、諸費用は約240万円~450万円。この額は、ローンに含まれず、頭金とは別に現金で支払わなければなりません。なぜなら、登記費用や火災保険料、不動産取得税、銀行の手数料、印紙税、そして地鎮祭や引っ越し代といったさまざまな出費が、すべて現金払いだからです。

特に住宅ローンを組む際の銀行手数料や保証料、団体信用生命保険(団信)の保険料などは見落としがちですが、これらもしっかり予算に含めるべきです。また、工事中に追加でオプションを加える場合、その分も現金での支払いになります。

2023年の段階でも、多くの金融機関がフルローンの申込を認めてはいるものの、「本当にゼロ円で家が建てる」というのは現実的ではありません。土地代や外構工事(フェンスやカーポートなど)が別途必要になるケースも多く、総合的な資金計画が肝心です。

夢のマイホームを建てるためにも、ローンの支払いだけではなく、初期費用としての現金準備をしっかり見込むことが大切です。無理のない返済計画を立てるためにも、住宅購入の前には必ず諸費用の内訳を確認しておきましょう。

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