出雲大社と島根県立美術館を結ぶ「幸せのうさぎ」たち

島根県の観光名所として知られる出雲大社や松江市の周辺を歩くと、愛らしいうさぎの石像に出会うことができます。実はこのうさぎたち、ただの置物ではなく、地域をつなぐ素敵なアート作品です。

この作品が生まれたのは1999年。隣接する島根県立美術館の開館に合わせて設置されました。作者は、ユーモラスで親しみやすい彫刻作品を数多く手がける彫刻家の籔内佐斗司(やぶうちさとし)氏です。

中でも宍道湖の湖畔にあるうさぎたちは、いつの頃からか「出雲大社のある西の方角を向きながらやさしくなでると、幸せがやってくる」というジンクスや都市伝説がささやかれるようになりました。旅の安全や良縁を願う観光客が、その頭をそっとなでていく姿は、今や山陰の風物詩の一つとなっています。

神話の国・出雲の歴史的な背景と、現代の温かなアートが融合したこの「うさぎたち」。次に訪れる機会があれば、ぜひ西の方角を見つめる表情に注目してみてください。

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