去勢してもマーキングする理由とは?
去勢手術をしたはずなのに、愛猫がまだマーキングをする――そんな経験をした飼い主さんは少なくありません。去勢によってホルモンの影響は大幅に減り、多くの猫でマーキングが改善します。しかし、すべてのケースでやめられるわけではありません。
実は、マーキングの原因はホルモンだけとは限りません。長年の習慣でマーキングが「当たり前の行動」になっている場合もあります。一度その場所に尿のにおいが残っていると、そこをまたマークしたくなる猫も。つまり、「ここはトイレ(または自分の印)だ」と猫が認識しているのです。
また、飼い主の反応を狙ってやっていることも。猫がマーキングをしたときに「ダメ!」と大きな声を出したり、抱き上げて注意したりすると、猫にとっては「反応をもらえた」と感じてしまい、結果として行動が強化されることがあります。
トイレの場所や清潔さにも注目が必要です。猫が気に入らないトイレでは、わざと他の場所にマーキングすることがあります。砂の種類、数、置き場所が合っているか、見直してみましょう。
去勢後のマーキングは、必ずしも問題行動とは限りません。まずはその背景にある理由を一つずつ探り、猫の気持ちに寄り添った対応が大切です。
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