徐脈性不整脈は本当に危険?

徐脈性不整脈とは、心臓の拍動が異常に遅くなってしまう状態のことを指します。通常、成人の安静時での心拍数は1分間に60~100回ですが、徐脈ではそれが60回を下回り、ひどい場合は30回以下になることもあり、数秒間心臓が止まることもあります。

この状態になると、脳に十分な血液が届かず、めまいや失神を引き起こすことがあります。特に立ち上がった瞬間や歩行中に突然気を失うケースがあり、転倒によるけがのリスクも高まります。

しかし、一般的に徐脈性不整脈が直接命を脅かすことはあまりありません。頻脈性不整脈(心臓が異常に速く動くタイプ)と比べると、突然死のリスクは低いとされています。とはいえ、症状が重い場合や、長期間にわたって心拍が極端に遅い状態が続くときは注意が必要です。

高齢者や心臓の病歴がある人では、洞房結節の機能低下や房室ブロックといった原因で徐脈が起こることが多く、放置すると生活の質が下がるだけでなく、重大な合併症につながることも。症状がある場合は早めに受診し、必要に応じてペースメーカーの装着を検討することが大切です。

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