心房細動を引き起こしやすい病気やリスクとは?

心不全や脳梗塞のリスクを高めることで知られる「心房細動」。この不整脈は、心臓そのものの不調だけでなく、日常の持病や体調の変化が引き金となって発症することが多くあります。

特に注意が必要なのが、高血圧糖尿病といった生活習慣病です。血管や心臓に長期間負担がかかることで、心房の電気信号に乱れが生じやすくなります。また、慢性的な酸素不足やホルモンバランスの乱れを引き起こす呼吸器疾患甲状腺疾患、いびきなどで知られる睡眠時無呼吸症候群の患者さんにも多く見られます。

さらに、腎不全で人工透析を受けている方も、水分管理や血圧の変動の影響で心房細動を合併しやすい傾向があります。意外なところでは、心臓手術を受けた後の20~30%の患者さんに、術後合併症として発作性の心房細動が起こることも知られています。

これらの疾患をお持ちの方は、心臓の不快感や脈の乱れを感じたら早めに主治医へ相談することが大切です。持病を適切にコントロールすることが、心房細動の予防にもつながります。

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