悪玉コレステロールを増やす食べ物に注意

最近、健康診断で「コレステロールが高い」と指摘された――そんな経験がある人も多いかもしれません。実は、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増やしてしまう主な原因の一つが、日々の食事に含まれる特定の脂質です。

特に注意したいのは「飽和脂肪酸」と「トランス脂肪酸」です。これらは、体の中で悪玉コレステロールを増やす要因になります。たとえば、脂身の多い赤身肉や鶏肉の皮、バター、ラード、全乳で作られたチーズやクリームなどに、飽和脂肪酸が多く含まれています。日常の食卓に意外とよく登場する食材だけに、知らず知らずのうちに取りすぎてしまうことも。

さらに、スナック菓子やファストフード、市販の焼き菓子などに使われている「工業的に作られたトランス脂肪酸」も要注意。パッケージの表示で「ショートニング」や「植物性油脂」といった表記があれば、その可能性が高いです。こうした食品は手軽で便利ですが、頻繁に食べているとコレステロール値に悪影響を与えることがあります。

2023年の調査でも、現代人の食事はこうした脂質の摂りすぎ傾向にあると指摘されています。たとえ「コレステロールゼロ」をうたっていても、使われている油の種類によっては体に良くないことも。意識したいのは、食材の質とバランスです。

何より大切なのは、肉の脂身を控えめにし、乳製品は低脂肪タイプを選ぶなど、ちょっとした習慣の見直し。毎日の選択が、将来的な健康に大きく関わってくるのです。

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