犬が「フガフガ」と鼻を鳴らす理由とは
愛犬が突然「フガフガ」「ブーブー」と音を立てながら、まるで空気を何度も吸い込むような苦しそうな仕草をすることがあります。これは「逆くしゃみ症候群」と呼ばれる発作的な呼吸現象で、トイ・プードルやチワワなどの小型犬や、鼻の短い短頭種にとてもよく見られる現象です。
通常のくしゃみは鼻や口から空気を勢いよく吐き出して異物を追い出そうとしますが、逆くしゃみはその名の通り、鼻から激しく連続して空気を吸い込むのが特徴です。そのため、見ているとまるで息ができず苦しがっているように思えて心配になってしまう飼い主さんも少なくありません。
はっきりとした原因はまだ完全には解明されていませんが、鼻の奥にある粘膜が何らかの刺激を受けることがきっかけになると考えられています。例えば、室内のホコリや花粉、急激な温度変化、お散歩中の引っ張りによる喉や鼻への刺激などが引き金になることがあります。
多くの場合は数秒から1分程度でおさまり、発作が過ぎ去れば何事もなかったかのようにケロッと元気に遊び始めます。そのため、あまり過剰に心配しすぎる必要はありません。ただし、発作が異常に長く続く場合や、頻繁に繰り返す、ぐったりして元気がなくなるといった様子が見られるときは、別の呼吸器の病気が隠れている可能性もあるため、かかりつけの動物病院に相談してみると安心です。
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