社長の報酬、ボーナスの有無で1000万円以上の差
企業のトップである社長の報酬は、会社の業績や規模によって大きく異なるが、実は「ボーナスの有無」でも大きな差が生まれている。調査によると、賞与がある社長の平均報酬は4141万円であるのに対し、賞与がない社長は3004万円と、実に1000万円以上もの開きがある。
この数字は、役員報酬の構造が企業ごとに異なることを示している。ボーナスを支給する企業の割合も、前回の40.3%から46.5%へと6.2ポイント上昇しており、業績連動型の報酬制度が広がっている傾向がうかがえる。つまり、会社が利益を上げれば、その成果を報酬に反映させようとする動きが強まっているのだ。
ただし、すべての社長にボーナスがあるわけではない。特に中小企業や創業間もない会社では、代表取締役の報酬を「固定給のみ」として経理的に簡素化しているケースも多い。一方で、大手企業や上場企業では、インセンティブとしての賞与を導入し、経営責任と報酬を結びつける傾向が強い。
報酬の形は企業の文化や経営方針を映す鏡ともいえる。ボーナスの有無だけで社長の価値を測るのは難しいが、報酬の仕組みを考えることは、企業の在り方を知る手がかりになるだろう。
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