親の車を子ども名義で登録すると贈与税がかかる?

子どもが車を購入する際、実際には親が費用を負担しているというケースはよくあります。しかし、その車の所有者を子どもにすると、税務上の問題が生じる可能性があります。

車を購入するとき、車検証に所有者の名前が記載されます。この所有者が子どもや孫といった、実際にお金を出している人とは異なる場合、法律上は「その車をもらった」とみなされ、贈与税の対象になることがあります。特に高額な新車を購入した場合、その金額に応じた税金がかかってくるため注意が必要です。

たとえば、父親が新車を買い、名義を自分の息子にした場合。父親の出資金にもかかわらず、息子が所有者だと、それは「父親から息子への贈与」と見なされ、税務署から指摘されるおそれがあります。これを防ぐには、所有者を親のままにしておくのが得策です。そのうえで、子どもがその車を「借りている」状態にすれば、贈与には該当しなくなります。

もちろん、車の名義と実際の使用者が違っても問題ありません。親が所有者として登録し、子どもが普段の運転を担当するという形は、多くの家庭で一般的です。税金の面でも安心ですし、将来的なトラブルも避けられます。

車の名義は些細なことのように思えますが、ちょっとした配慮で大きな節税につながることもあります。購入の際は、所有者の登録方法にもしっかりと目を向けることが大切です。

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