江戸時代の「鎖国」はいつからいつまで?知られざる215年間の歴史
学校の歴史の授業などで耳にする「鎖国(さこく)」という言葉。日本の扉が完全に閉ざされていたイメージがありますが、実際にはいつからいつまで続いたのでしょうか。
歴史的な定義によると、広義の鎖国体制がほぼ整った1639年(寛永16年)から、ペリー率いる黒船が浦賀に来航して開国を迫った1853年(嘉永6年)まで、およそ215年間に及びます。一方で、幕府が最初の鎖国令を出した1633年を起点とする狭義の見方もあり、段階的に外交や貿易の統制が強まっていったのが特徴です。
この長い期間、日本は完全に孤立していたわけではありません。長崎の出島を通じたオランダや中国との貿易、また対馬藩を通じた朝鮮との外交など、特定の窓口を通じた情報や文化の往来は続いていました。しかし、西洋諸国との本格的な交流が制限され、独自の平和な文化が花開いたという意味で、この215年間は日本の歴史の大きな転換点となりました。
そして1853年、ペリーの来航によって日本は長年の体制に終わりを告げ、近代化への道を歩み始めることになります。
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