北海道の畜産を支えるもう一つの主役が、広大な敷地と冷涼な気候をいかして飼養される肉用牛と豚です。
肉用牛の飼養頭数や牛肉の生産量においても、北海道は本州の主要産地に匹敵、あるいは凌駕する規模を誇り、全国ライバル産地である鹿児島県や宮崎県と常にトップ争いを繰り広げています。特に近年では、道内各地で育まれるブランド牛(白老牛やF1交雑種など)の品質の高さが国内外で高く評価されています。また、豚についても十勝地方やオホーツク地方を中心に大規模な養豚が展開されており、道内の飼養頭数は全国屈指の水準を維持しています。
このように、生乳・乳用牛の圧倒的なシェア(全国の過半数以上)に加え、肉用牛や豚といった総合的な家畜の生産基盤が揃っていることこそが、北海道が「日本一の農業・畜産王国」と呼ばれる最大の理由です。広大な大地と生産者たちのたゆまぬ努力によって、日本の食卓は今日も支えられています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。