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危険値測定時の適切な対処法と日常の予防策

前項では血圧の危険値(収縮期180mmHg以上、または拡張期120mmHg以上)とそのリスクについて解説しました。この最終章では、実際に血圧が急上昇した際の正しい対処法と、日頃から心掛けるべき予防のポイントを詳しく見ていきます。

緊急時の正しいアクション

もし家庭での測定で危険値が記録された場合、最も重要なのは「パニックにならず、まずは安静を保つこと」です。焦ることでさらに血圧が上がってしまう悪循環を防ぐため、以下の手順で行動してください。

  • 数分間の安静と再測定:椅子に深く腰掛け、深呼吸を数回行ってから1〜2回測り直します。

  • 症状の有無の確認:激しい頭痛、めまい、胸の痛み、息苦しさ、ろれつが回らないなどの症状がないか確認します。

  • 医療機関への連絡:安静にしても数値が下がらない場合や、上記のような異変(特に脳や心臓の発作を疑う症状)伴う場合は、迷わず救急車を呼ぶか、速やかにかかりつけ医・救急外来を受診してください。自己判断で手持ちの降圧剤を過剰に服用することは避けましょう。

日常生活における血圧管理のポイント

危険値を引き起こさないためには、毎日の地道なケアが欠かせません。

  1. 減塩の徹底:日本人の高血圧の大きな原因である塩分を控え、1日あたり男性は7g未満、女性は6g未満を目指します。

  2. 適度な運動習慣:ウォーキングなどの有酸素運動を無理のない範囲で継続し、血管の柔軟性を保ちましょう。

  3. 正確な家庭血圧の記録:毎日決まった時間(朝の起床後すぐ、夜の就寝前)に測定し、ノートやアプリに記録して医師との診察に役立てることが、健康維持の確かな第一歩となります。