卵とコレステロール、本当に1日1個まで?

「卵を食べすぎるとコレステロールが高くなる」という話、よく耳にしますよね。しかし、実はその心配はあまり必要ないかもしれません。卵1個には約180mgのコレステロールが含まれていますが、私たちの体は日々、自分でコレステロールを作っているのです。特に肝臓で生成される量は、食事からの影響よりもはるかに多いのです。

つまり、卵を1個食べたからといって、体内のコレステロール値が急激に上がるわけではありません。体はうまく調整してくれるのです。そのため、多くの栄養指導では「健康な人なら、卵は1日1個は問題ない」とされています。もちろん、極端に毎日何個も食べるような習慣は避けたほうが安心ですが、通常の範囲内なら、卵の栄養価——たんぱく質やビタミン、良質な脂質——を安心して取り入れられるのです。

実際、近年の研究では、食事中のコレステロールが血液中のコレステロールに直接大きく影響するとは限らないことがわかっています。むしろ、飽和脂肪の取りすぎや生活習慣の乱れの方が、高コレステロール血症には関係が深いと考えられています。

もちろん、すでに高コレステロールが診断されている人や、他の病気を抱えている場合は、医師や管理栄養士と相談しながら食べる量を調整するのが賢明です。でも、ほとんどの人にとって、朝食の目玉焼きや煮卵1個は、まったくの問題なし。安心して美味しくいただきましょう。

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