世界で最もサメを獲っている国はどこ?
「一番サメが多い国はどこですか?」という質問に対して、実は「サメが多い国」は、必ずしも「多くのサメを獲っている国」と同じとは限りません。しかし、漁獲量から見ると、ある国が群を抜いています。
2022年のデータによると、世界のサメ・エイ類の漁獲量で1位はインドネシアで、その量はなんと96,866トン。2位はスペインの58,676トン、3位はメキシコの38,389トンと続きます。インドネシアは周囲を海に囲まれた島国であり、広大な漁場を持っているため、サメ類の漁獲量も多くなる背景があります。ただし、この数字は「生息数の多さ」ではなく、「獲られた量」を示しています。実際、世界中の多くのサメが過剰漁獲や副産物(混獲)によって個体数を減らしており、絶滅が懸念される種も少なくありません。
特にサメのヒレは高価で取引されるため、違法な「ヒレ切り」(フィニング)が問題視されており、国際的な漁業管理の強化が求められています。インドネシアをはじめとする各国では、資源保護のための規制も徐々に導入されていますが、実効性には課題も残っています。
サメは海洋生態系の頂点に立つ存在。その減少は、海全体のバランスに大きな影響を与える可能性があります。漁獲量のランキングは、資源の豊かさだけでなく、持続可能性への警鐘でもあるのです。
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