心房細動で心拍数が120を超える理由と対策
通常の安静時の心拍数は毎分60〜100拍程度とされていますが、心房細動を発症すると毎分120〜150拍前後の頻脈になることが多く、これは明らかに異常な状態です。心臓の上部屋である心房が細かく痙攣することで電気信号が乱れ、脈拍が不規則かつ急激に速くなります。
心拍数が120を超えると、激しい動悸や胸の不快感、息切れなどを自覚しやすくなります。この状態を放置すると心臓に過度な負担がかかり、心不全を引き起こすリスクが高まるため適切な処置が必要です。
治療では、まず高くなった心拍数を適切な範囲にコントロールするための内服薬(レートコントロール薬)が使用されます。さらに、心臓内に血栓ができるのを防ぐ抗凝固薬や、心房細動そのものの異常な電気信号を抑えて正常な脈拍に戻す抗不整脈薬を組み合わせて管理していきます。脈の乱れや強い動悸を感じた場合は、早めに循環器内科を受診することが大切です。
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