2歳児の自閉症スペクトラム(ASD)の特徴とは?

2歳前後の子どもに自閉症スペクトラム(ASD)の傾向が見られる場合、いくつかの発達のサインに気づくことが大切です。特に気になるのは、言葉の発達の遅れです。同じ年頃の子が簡単な単語を話しているのに、自分の名前も言えなかったり、指差しでの意思表示がほとんどない場合があります。

また、名前を呼ばれても振り向かない、目を合わせようとしないといった反応もよく見られます。これは「無視している」のではなく、声の呼びかけに反応する感覚の発達に違いがあるためです。周囲の音や声に気づきにくいと、親御さんは心配になるかもしれませんが、個性の一部と捉えながら、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

遊び方にも特徴があります。他の子どもと一緒に遊ぶより、ひとりでじっとおもちゃを並べたり、同じ動作を繰り返すことが多く見られます。一緒に見たいものや気になるものを指で示して共有しようとする「共同注意」がまだ発達していないのも、一つのポイントです。

感覚の面では、服の素材や音、光に敏感で、触られるのが苦手なこともあります。抱きしめようとしたときに泣き出したり、特定の音に強い反応を示すこともあります。

ただし、これらの特徴がすべて該当するわけではなく、発達の個人差も大きい年頃です。気になる点が複数ある場合は、早めに保健所や発達支援センターに相談してみるのが安心です。専門家による観察や評価を通じて、適切なサポートが見つかることも多いです。

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