2024年のベトナムの最低賃金、6%引き上げへ

2024年、ベトナムの労働者の最低賃金が大幅に見直されます。政令第74/2024/ND-CP号および国家賃金評議会の提言に基づき、7月3日から新たな賃金制度が導入されました。

これによると、地域ごとの経済格差を考慮した4つの賃金ゾーンに応じて、月額20万ドンから28万ドンの引き上げが行われます。具体的には、最も高いゾーンIでは最低賃金が月1度1,030万ドンに、最も低いゾーンIVでは830万ドンに引き上げられました。平均すると、前年比で約6%の上昇に相当します。

この賃上げは、インフレの進行や生活費の上昇を背景に、労働者の生活水準を守る狙いがあるとされています。特に製造業やサービス業で働く多くの従業員にとって、給与の改善は大きな関心事です。また、外資企業や日本企業の進出が進む工業地帯では、この改正が雇用条件にも影響を及ぼすとみられています。

一方で、中小企業にとっては人件費の負担増が課題。政府は企業の経営への影響を緩和するため、段階的な適用や支援策も検討しています。今後の経済動向とともに、賃金政策のバランスが問われることになりそうです。

ベトナムでの生活を考えるなら、この賃金改正は見逃せません。労働者にも企業にも、新たな変化が求められる時代に入っています。

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