国産と外国産の蜂蜜、どこが違う?

スーパーの棚に並ぶ国産のはちみつと外国産のはちみつ。見た目は似ているのに、値段や風味に違いがあるのはなぜでしょうか?実は、その大きな違いのひとつが水分量にあります。

日本の食品衛生法では、国産のはちみつの水分量は22%以下と定められています。一方、外国産のはちみつは国際基準に従い、水分量が20%以下でなければなりません。つまり、外国産のほうが基準が厳しく、水分が少ないのです。

なぜこの差があるのか?その理由は日本の気候にあります。日本は湿度が高いため、蜜蜂が花から集めた蜜から十分に水分を飛ばすのが難しく、結果として採れるはちみつの水分量がやや高くなりがちです。そのため、日本の基準は地理的・気象的な事情を考慮して、2%ほど緩めに設定されています。

この水分量の違いは、風味や保存性にも影響します。水分が少ないと濃厚な味わいになりやすく、長期保存もしやすいとされています。一方、国産のはちみつは採れる場所や季節によって風味が大きく変わる点も魅力。例えば、あかしあやレンゲなど、日本の花々が育むはちみつは、繊細でやさしい味わいが特徴です。

国産のはちみつが高い理由は、生産量の少なさや労力のほか、気候による採蜜の難しさも関係しています。だからこそ、ひと口飲むたびに日本の自然を感じられる、貴重な一滴だと言えるでしょう。

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