30代で貯金がない人は本当に多い?
30歳を過ぎても、まだ貯金がほとんどない――そんな悩みを抱える人は、実は決して少数ではありません。金融広報中央委員会が令和5年に発表した調査によると、30代の独身者で「貯金ゼロ」の人は全体の34.0%にのぼります。さらに、「100万円未満」と答えた人は14.5%と、合わせると実に約半数が100万円以下の貯蓄しか持っていないことがわかります。
生活費の高騰や、一人暮らしの増加、給与の伸び悩みなど、若い世代が直面する経済的負担は年々増しています。特に東京などの大都市では、家賃や食費だけで手取りの多くが消えてしまうことも珍しくありません。また、ボーナスのない非正規雇用や副業に頼る生活も、貯蓄を難しくしている一因です。
とはいえ、貯金がゼロだからといって「失敗」と決めつける必要はありません。大切なのは、今の状況を正しく把握し、少しずつでも「貯める習慣」を作ること。給料の数%を自動で引き落とす、コツコツ貯金アプリを使うなど、無理のない方法から始めるのがおすすめです。
30代はまだ十分にチャンスがあります。周りと比べず、自分のペースでお金と向き合うことが、長く豊かな生活につながる第一歩です。
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