徐脈と頻脈:脈拍の異常がサインする体のSOS

心臓は24時間365日、一定のリズムで全身に血液を送り届けています。しかし、何らかの理由でこのリズムが乱れると、体にさまざまな不調が現れます。それが「不整脈」です。

特に注意が必要なのが、脈拍が極端に遅くなる「徐脈」です。一般的に、1分間の脈拍数が40回以下まで低下すると、脳や全身への酸素供給が不足しやすくなります。その結果、少し動いただけで強い息切れを感じたり、立ちくらみやめまいを起こしたりすることが増えてきます。

一方で、運動や興奮などの明らかな理由がないにもかかわらず、突然脈拍が120回以上に跳ね上がる「頻脈」にも警戒が必要です。胸がバクバクする動悸や息切れはもちろんのこと、時には激しい胸痛や重度のめまい、さらには意識を失う失神につながる危険性もあります。

脈拍の異変は、心臓からの重要なSOSメッセージです。「ただの疲れだろう」と軽視せず、日常生活でめまいや不自然な息切れを繰り返す場合は、早めに循環器内科などの専門医を受診することが大切です。

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