安静時の脈拍が50回/分は大丈夫?知っておきたい徐脈のサイン
「安静時の脈拍数を測ったら1分間に50回だった」という場合、すぐに大きな病気を心配する必要はありません。一般的に、大人の正常な安静時心拍数は1分間に50〜80回程度とされており、50回前後であれば正常範囲内に入ることが多いからです。スポーツを日常的にしている人などは、心臓のポンプ機能が高いため、脈拍が少なめになる「スポーツ心」と呼ばれる状態のこともあります。
しかし、脈拍が遅い(徐脈)状態に伴って、何らかの体調不良を感じている場合は注意が必要です。心臓から脳への血流が十分に行き届かなくなると、めまい、強い疲労感、立ちくらみ、ひどい時には失神といった症状が現れることがあります。
治療が必要となる代表的な不整脈には、心臓のペースメーカーの役割を果たす部分の機能が低下する「洞機能不全症候群」や、心臓内の電気信号がうまく伝わらなくなる「房室ブロック」などがあります。特に房室ブロックの場合、症状に加えて突然死のリスクも考慮しなければならないケースがあるため、軽視はできません。
単に数字が50回/分であること自体よりも、「ふらつきやだるさなどの自覚症状があるか」が重要なポイントです。もし脈が遅いと感じると同時に体調に違和感がある場合は、早めに循環器内科を受診して心電図検査などを受けることをおすすめします。
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