90歳の降圧目標は?個別に応じた適切な値を知ろう
「90歳になったら、血圧はどれくらいを目指せばいいのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、目指すべき降圧目標値は人によって異なります。年齢だけでなく、持病や体の状態、日常生活の自立度などを考慮して個別に設定されるのが一般的です。
一般的な目安として、日本高血圧学会のガイドラインでは年齢ごとに目標値が分かれています。ご自宅で測る家庭血圧の場合、75歳未満の若年・中年・前期高齢者では125/75mmHg未満が推奨されています。一方で、75歳以上の後期高齢者の場合は、急激な降圧によるふらつきや転倒のリスクを防ぐため、少し高めの135/85mmHg未満がひとつの目安とされています。
90歳を超える超高齢期では、単に数字を下げることが必ずしも良いとは限りません。血管のしなやかさが低下していることも多く、下げすぎると脳や心臓への血流が不足する危険性もあります。そのため、持病(糖尿病や腎臓病など)の有無や、日々の体調を観察しながら無理のない目標を決めることが大切です。
自己判断で服薬をやめたり調整したりせず、まずは主治医と相談して自分に合った適切な目標値を確認することをおすすめします。
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