ANA、2024年度の賞与は月給の3か月分に

全日本空輸(ANA)は2024年2月9日、2024年3月期の期末賞与について、従業員に月例賃金の3か月分を支給する方針を固めたと発表しました。これは過去数年の業績回復を背景に、社員の労働に報いる形での決定です。

新型コロナウイルスの影響で航空業界が厳しい状況に直面していた2020年から2022年にかけて、ANAの賞与は一時的に削減されていました。しかし、2023年度には海外旅行需要の大幅な回復や、国際線の再開が相次いだことで、業績が着実に回復。その結果、賞与の水準も前年度から改善されることとなりました。

航空業界関係者によると、大手航空会社の賞与水準は業界の景気動向を映す指標の一つとされており、ANAの今回の決定は、航空業界全体の回復を示す好ましい兆候だとしています。特に、乗務員や整備士、地上スタッフなど現場で支える従業員への還元が重視されている点も注目されます。

今後、ANAは需要のさらなる増加を見据え、人員の増強やサービスの充実にも力を入れる予定です。従業員の士気向上と会社の成長を両立させる取り組みとして、今後の動向が注目されます。

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