キジトラと茶トラの違いって?
猫好きなら一度は聞いたことがある「キジトラ」と「茶トラ」。見た目が似ているため、混同されがちですが、実ははっきりとした違いがあります。
茶トラは、茶色い(キャメルカラー)のベースに、濃い茶色の縞模様が入る猫のことを指します。まるで太陽に焼けたような温かみのある色合いが特徴で、日本では特に親しまれている毛色です。一般的に「トラ猫」と言えば、この茶トラをイメージする人が多いかもしれません。 一方、キジトラは、茶トラよりも濃いブラウンとブラックの縞模様が特徴。実はこの模様、イエネコの祖先ともいわれる「リトルオルドグレイ」に似ており、まさに“原種的”な風貌を持っています。野生的な印象を与えるその外見から、昔の日本では「神代猫(じんだいか)」とも呼ばれ、神聖視されることもあったそうです。また、よく似た模様にサバトラがありますが、これはシルバーグレーの地に黒の縞が入るのが特徴。サバトラは「サバ」=鯖(魚)に由来し、その模様が鯖の腹に似ていることからこの名前がつきました。
茶トラ、キジトラ、サバトラ——どれも「タビー(縞模様)」ですが、地の色と模様の濃さで見分けられます。次に猫を見かけたら、じっくりとその毛の色合いを観察してみてください。小さな違いに、それぞれの個性が隠れています。
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