アメリカでの救急車の利用と費用について
アメリカで救急車を呼ぶ場合、すぐに命に関わるような緊急事態であれば、911に電話して対応を求めます。しかし、日本と大きく違うのは、救急車の利用が原則として有料である点です。
実際、救急車で病院へ搬送されると、基本的な搬送だけで約300ドル(約4万円以上)の請求を受けることが一般的です。場合によっては、治療や距離によってさらに追加料金がかかるため、最終的には何千ドルにも上るケースもあります。保険に入っていれば一部がカバーされることがありますが、自己負担分が残ることも少なくありません。
また、救急車を呼んでも、自分が希望する病院へ連れて行ってもらえるとは限りません。搬送先は、その時最も近くて対応可能な医療機関が選ばれ、事前に指定することはできません。そのため、遠い病院に連れて行かれてしまうことも。救急外来(ER)は24時間対応していますが、待ち時間が長くなることも珍しくありません。
観光客や留学生の方は特に、万が一の際の医療費に備えて、十分な旅行保険や健康保険に加入しておくことが強くおすすめされます。救急車は確かに命を守る重要なサービスですが、「気軽に使える」というわけにはいかないのが現実です。
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