食物アレルギーは治るの?
「子どもが食物アレルギーを持っているけど、将来治るのかな?」と心配する保護者は多いですよね。実は、食物アレルギーには「治りやすいもの」と「治りにくいもの」があります。
特に乳幼児に多い鶏卵、牛乳、小麦のアレルギーは、成長とともにアレルギー反応が消えていくケースが多くみられます。統計によると、3歳までに約5割、小学校入学までに7〜8割の子どもがアレルギーから卒業しているとされています。これは、免疫システムが発達するにつれて、以前は反応していた食物を「無害」と認識できるようになるからです。一方で、ピーナッツや木の実、魚介類などのアレルギーは、成人になっても持続する場合が多く、自然に治る確率は低めです。特にピーナッツアレルギーでは、1〜2割程度しか自然に治らないとされています。こうしたアレルギーは症状も重くなりやすく、注意が必要です。
とはいえ、個人差はとても大きいため、定期的な医師の診断と管理が大切です。近年では、少量ずつアレルゲンを摂取する「経口免疫療法」などの治療法も進歩しており、以前よりアレルギー克服の可能性が広がっています。
食物アレルギーだからといって、一生付き合っていくとは限りません。正しい知識と医師のサポートがあれば、多くの子どもたちがその壁を乗り越えていけるのです。
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