イカを洗うときの正しい方法

釣り上げたイカを美味しく仕立てるには、さばく前の洗い方が意外に重要です。多くの人がつい真水でゴシゴシと洗いがちですが、実はそれがうま味を逃がす原因になることがあります。イカに限らず、魚全般に言えることですが、真水に長くさらすと身に含まれる旨み成分が流れ出てしまい、味が薄れてしまうのです。

正しくは、薄い塩水を使って洗うのがおすすめです。海水に近い環境を再現することで、身が引き締まり、風味もしっかり保たれます。具体的には、水に少量の塩を溶かし、その中でイカを手でそっとなでるように洗うだけ。ヌメリや汚れはこれで十分落ちますし、身がぶかぶかになる心配もありません。

また、よく見落とされがちですが、さばいた後の身を洗うのも厳禁です。すでに内臓や皮、目などの処理を終えた後なら、軽くぬめりを取りたいときでも、やはり塩水を使うか、キッチンペーパーで押さえる程度にしておきましょう。さばき終わったらすぐ調理する、あるいは冷蔵保存するのがベストです。

ちょっとした手間のようで、実は大きな差になるのが、この下処理のポイント。釣ったばかりの新鮮なアオリイカを、よりおいしくいただくために、ぜひ今日から実践してみてください。

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