赤ちゃんはお腹の中でどうやって呼吸しているの?
赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときは、肺で空気を吸ったりしていません。では、どうやって酸素を得ているのでしょうか?
実は、赤ちゃんは胎盤とへその緒を通して、お母さんの血液から酸素と栄養を受け取っています。お母さんが呼吸することで血液に酸素が取り込まれ、それが胎盤を介して赤ちゃんの体へと届けられるのです。逆に、赤ちゃんがいらなくなった二酸化炭素は、同じルートでお母さんの体に戻り、お母さんがそれを体外へ排出します。
つまり、赤ちゃんはお腹の中にいる間、自分で呼吸しているわけではなく、お母さんと「共有」しているような形で酸素を得ているのです。この仕組みのおかげで、羊水に満たされた子宮の中でも、溺れることなく元気に育つことができます。
生まれる瞬間になって初めて、赤ちゃんは肺を使って空気を吸い始めます。そのとき、初めて「泣く」ことで肺に空気を入れ、新しい世界での生活をスタートさせるのです。不思議なことですが、生まれる前から、赤ちゃんはお母さんと密接につながりながら、安全に成長しているのです。
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