カーボンパーツと紫外線の関係

自転車やクルマのカーボン製パーツを使っている方の中には、「長く使っていると表面が変色したり、ひび割れたりする」と感じたことがあるかもしれません。実は、カーボンファイバーそのものは非常に強く、軽くて耐久性が高い素材ですが、問題はその表面処理にあります。

多くのカーボンパーツは、繊維を樹脂で固めたあと、外側に透明のクリア塗装(クリアコート)を施しています。この塗装層が紫外線や熱、雨風の影響を受けやすいのです。特に長期間屋外に置かれていると、紫外線によってクリアコーティングが劣化し、ひび割れや白濁、黄ばみが現れやすくなります。

見た目だけの問題と思われがちですが、この劣化が進行すると、カーボン繊維がむき出しになり、水分や衝撃による内部損傷のリスクが高まります。自転車のフレームやホイールなど重要な部分に使われている場合は、安全性にも関わってくるため注意が必要です。

対策としては、直射日光を避けたり、カバーをかけたりするだけでも効果があります。また、定期的に日陰で保管し、汚れを拭き取るといった簡単なメンテナンスが、寿命を延ばすポイントです。

カーボンは頑丈な素材ですが、取り扱いには少し気を配りたいですね。特に夏場の強い日差しには要注意です。

関連項目

詳細記事

関連トピック