コウモリはなぜ鳥類ではないのか?
夜空をひらりと飛び回るコウモリ。見た目や飛ぶ姿から、「鳥の仲間なのでは?」と思う人も多いかもしれません。しかし、実はコウモリは鳥類ではなく、哺乳類に属しているのです。
その大きな理由の一つは、コウモリが「卵を産まない」ことです。鳥は巣を作って卵を産み、かえして雛を育てますが、コウモリは直接赤ちゃんを産みます。これは哺乳類の特徴の一つです。さらに、コウモリの体は毛で覆われており、私たち人間と同じように体温を一定に保つ「恒温動物」でもあります。歯もあり、哺乳類としての体のつくりもしっかり持っています。
飛ぶ能力は鳥と似ていますが、その翼のつくりはまったく違います。鳥の翼は羽毛でできているのに対し、コウモリの翼は指と指の間に広がった薄い膜。この膜を使って巧みに空を飛びます。飛行するという点で似ているだけで、分類としては遠い存在なのです。
また、多くのコウモリは夜行性で、超音波を使って獲物を探したり障害物を避けたりする能力も持っています。こうした生態も、鳥とは大きく異なります。
2021年5月31日の情報にもあるように、「空を飛ぶ=鳥」というわけではないのです。コウモリは、唯一の「飛べる哺乳類」として、自然界でとても特別な存在と言えるでしょう。
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