コウモリがやってくる理由
夜になると天井から吊るされたように飛ぶコウモリ。不思議な動きに目を奪われることもありますが、「なぜ家の近くに来るの?」と不思議に思う人も多いでしょう。実は、コウモリがやってくる理由は“エサ”にあります。
コウモリの主な食べ物は、蚊やユスリカ、ヨコバイといった小さな昆虫です。特に夜になると活動を始めるこれらの虫は、街灯や外の照明の下に集まりやすい特徴があります。そのため、街灯の近くや川、水たまりのそばなど、虫が増える場所は、コウモリにとっては“レストラン”のようなもの。
もし自宅の周辺に川や池、庭の水たまりがあったり、家の外灯が明るかったりする場合、自然と虫が寄り付き、それに引き寄せられてコウモリが現れやすくなります。つまり、虫がいる=コウモリが来る可能性があるということです。
でも心配はいりません。コウモリは人を攻撃したり、家に住みつくわけではありません。むしろ、蚊を食べてくれるため、ある意味“自然の害虫駆除隊”ともいえます。ただし、屋根裏や軒下に巣を作られると、ほこりや匂いの問題が出ることも。照明を控えめにしたり、庭の水たまりをなくしたりすることで、虫も減り、結果的にコウモリの来訪も少なくなるでしょう。
コウモリと上手に距離を保つには、まずその生態を知ることが第一歩。自然の一部として、ほどよい共存を目指したいものです。
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