新型コロナウイルスの感染力のピーク時期
新型コロナウイルスに感染した場合、どの時期が最も人にうつしやすいのか――その答えは、発症後の経過日数に大きく関係しています。国立感染症研究所の調査データによると、発症日を「0日目」とした場合、その前後3日間ほどがウイルス量のピークで、感染力も最も高いとされています。
つまり、発熱やのどの痛みなどの症状が出始めた直後から数日間が、周囲への感染リスクが最も高い時期だということです。その後、発症後4日目から6日目にかけてウイルス量は大きく減少。6日目ごろには、検出できるレベルまで下がるケースが多くなります。
これは、感染者が症状を自覚してから約1週間ほどで、他人にうつす可能性がかなり低くなることを意味しています。そのため、日本では一般的に、発症後5日間の自宅療養と、その後2日間の外出自粛を推奨しています。
ただし、症状の出ない人や、高齢者、基礎疾患のある人ではウイルスの排出期間が長くなることもあります。そのため、症状が軽くても周囲への配慮は必要です。特に発症直後はマスクの着用や手洗いの徹底、会話の際の距離確保など、基本的な感染対策がとても重要になります。
ウイルスの排出量は個人差があるものの、大まかな傾向として「発症後最初の数日が最も要注意」と覚えておくとよいでしょう。
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