ココアとカカオ、同じなの?

よく耳にする「ココア」と「カカオ」。実は同じものからできているけれど、ちょっと違う意味を持っています。

カカオとは、熱帯地域で育つカカオの木から収穫される豆のこと。この豆を発酵・乾燥させて焙煎すると、チョコレートや飲み物の原料になる「カカオマス」ができます。この段階では、まだ風味もしっかりしていて、苦みも強いです。

一方、ココアは、そのカカオ豆をさらに加工した製品を指します。たとえば、カカオマスから脂肪分を取り出して作られる「ココアバター」や、粉末状にした「ココアパウダー」。これらは日常でよく使う「ココア」として親しまれています。

実は、「ココア」という言葉は、もともと南米の先住民が使っていた「カカオ(cacao)」が、スペインを経てヨーロッパに伝わったときに訛ってできたと言われています。日本では、加工された飲み物やスイーツに使う際は「ココア」、原料やナチュラルな食品には「カカオ」と表記することが多いですね。

まとめると、カカオは「元の豆や加工前のもの」、ココアは「そこからできた製品」と覚えるとわかりやすいです。朝のホットココアも、実は熱帯の木から始まっていたなんて、なんだかロマンがありますね。

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