ロイズの生チョコレ6

「ロイズ」というと、多くの人がまず思い浮かべるのは、口どけなめらかな生チョコレートではないでしょうか。実は、この人気スイーツが生まれたのは、スイスのチョコレート文化への憧れからでした。

スイスで見かけた高級チョコレートに着想を得て、日本の製菓メーカー・ロイズは独自のレシピ開発に挑みます。しかし、簡単ではありませんでした。生クリームとチョコレートの配合をどうするか、カカオのほろにがみとミルクのまろやかさのバランスをどう取るか、試行錯誤が続きました。

さらに、完成した生地はとてもやわらかいため、ひと口サイズにきれいにカットするのも一苦労。温度やカッティングのタイミング、道具の選び方まで細かく調整が必要でした。

そんな数々の課題を乗り越え、ついに1995年、現在でも愛される「ロイズ生チョコレート」が通年販売開始。その濃厚でありながら軽い口どけは、多くのスイーツファンを魅了し、今では贈答用スイーツの代表格となりました。

今や日本の味としてすっかり定着したロイズの生チョコですが、その背景にはスイスへの敬意と、日本の職人技によるこだわりが詰まっているのです。

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