「チョコ」の言葉のルーツを探る
バレンタインの季節になると、街中に「チョコ」の文字があふれます。でも、そもそも「チョコ」や「チョコレート」という言葉はどこから来たのでしょうか。
実は、日本語の「チョコレート」は、英語の chocolate に由来しています。しかし、その英語の言葉も実はもともとはスペイン語の chocolate(チョコラテ)から来ています。さらにさかのぼると、スペイン語のこの言葉は、中南米の先住民であるアステカ人が使っていたナワトル語の「xocoatl(ココアトル)」にその起源があります。これは「苦い飲み物」という意味で、当時の貴重な飲み物でした。
16世紀にスペイン人が中南米からこの飲み物をヨーロッパに持ち帰り、砂糖を加えて甘くして広めたことで、徐々に「チョコレート」の形が変化していきました。スペインを経てフランスでは chocolat(ショコラ)と呼ばれ、これが日本語の「ショコラ」の語源にもなっています。
つまり、「チョコ」という身近な言葉も、実はメキシコの古代文明からヨーロッパを経て、日本までたどり着いたグローバルな歴史を持っているのです。一口のチョコには、何百年もの文化交流が詰まっているのかもしれません。
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