腎臓の異常、早期に見つけるには?

気づかないうちに進行しやすい「慢性腎臓病」。自覚症状がほとんど出ないため、気づいたときには手遅れになることもあります。でも、簡単な検査で早期に異常を察知することが可能です。

尿検査と血液検査がカギ

腎臓の働きをチェックするには、「尿検査」と「血液検査」の両方を受けることがおすすめです。尿検査では「たんぱく尿」が出ているかどうかを確認。腎臓のフィルターに問題があると、たんぱく質が尿に漏れ出ます。一方、血液検査では「血清クレアチニン値」を調べ、腎臓のろ過機能の低下を見極めます。

実は、たんぱく尿かクレアチニン値のどちらか一方に異常が出ただけでも、慢性腎臓病と診断されることがあります。つまり、片方だけの検査では見逃してしまう可能性も。定期的な健康診断で両方の項目をチェックするのはとても大切です。

特に高血圧や糖尿病がある人は、腎臓への負担が大きいため、年に1回は検査を受けると安心です。生活習慣を見直すことで、進行を防げるケースも少なくありません。

腎臓は「沈黙の臓器」とも言われるほど、痛みを出さずに機能を落としていきます。異常を早く見つけることが、その後の生活の質を守る第一歩です。気になる方は、次の健診で検査内容を一度、確認してみてください。

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