トランス脂肪行使いすぎは心臓の健康に注意

スナック菓子やマーガリン、揚げ物などに含まれる「トランス脂肪酸」。日常的に口にしている人も多いですが、実は摂りすぎには注意が必要です。

トランス脂肪酸は、植物油を加工して固形にした際に生じる成分で、食品の保存性を高める一方で、体への影響が懸念されています。研究によると、摂りすぎると悪玉のLDLコレステロールが増加し、一方で善玉のHDLコレステロールが減る傾向があることがわかっています。このバランスの乱れは、動脈硬化を促進し、結果として心臓病のリスクを高める可能性があります。

特に長期的に大量に摂取している場合、冠動脈性心疾患の発症リスクが上昇するという報告もあり、世界保健機関(WHO)も「できるだけ摂取を減らすべき」と提言しています。2021年の段階ですでに、多くの国でトランス脂肪酸の使用制限が進んでおり、日本でも表示義務や業界の自主的な削減が進められています。

ただし、すべての加工食品を避けるのは現実的ではありません。大切なのは、普段の食生活を見直し、なるべく加工食品やファストフードの頻度を減らすこと。パッケージの原材料表示に「植物油(一部加水素)」や「ショートニング」があれば、トランス脂肪酸が含まれている可能性があるため、注意しましょう。

体を守るためには、和食を中心としたバランスの取れた食事、そして新鮮な野菜や魚、穀物を意識的に選ぶ習慣が、何よりの対策です。

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