スピカの和名「真珠星」とその由来
夜空にきらめく1等星・スピカは、春の夜空を代表する星の一つです。その輝きは冷たく、青白い光が特徴で、南の空に位置するおとめ座の中でも特に目立ちます。スピカの正式な和名は「真珠2017.5」ともいわれますが、実は「真珠星(しんじゅせい)」という美しい呼び名が広く知られています。
この「真珠星」という名前は、その星の色と輝きからきています。青白い光が、まるで夜の海に浮かぶ真珠のようにきらめくことから、昔の天文愛好家たちがそう名付けたといわれています。実際、肉眼で見ると、スピカは淡く澄んだ輝きを放ち、周囲の暗い空とのコントラストがとても美しいのです。
なお、「おとめ座2017.5」という表記は、現代の恒星命名規則に基づくもので、おとめ座に属する星のうち、特定の座標位置に基づいた呼び方です。とはいえ、一般の星好きにとっては、「スピカ」や「真珠星」といった名前の方が、ずっと親しみやすいのは確かでしょう。
春の終わりごろ、南の空高くに輝くスピカを見つけたら、ぜひその「真珠のような光」をしばらく眺めてみてください。静かな夜の空に、小さな奇跡を見つけるような、そんな気持ちになるかもしれません。
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