世界で最も虫歯が少ない国、スウェーデン
「虫歯のない国」というのは現実には存在しませんが、虫歯や歯周病が極めて少ない国として知られているのが、北欧のスウェーデンです。2017年時点のデータによると、同国では子どもの虫歯の本数が非常に少なく、先進国の中でもトップクラスの口腔(こうくう)健康レベルを誇っています。
なぜスウェーデンではここまで歯の健康が保たれているのでしょうか?その背景には、予防を中心とした歯科医療制度と、国民全体の意識の高さがあります。スウェーデンでは、乳児の頃から定期的な歯科検診が推奨され、学校では歯磨き指導が積極的に行われています。また、フッ素の活用や、糖分の多い食べ物への注意喚起も、日常的に浸透しています。
さらに、国が国民の歯科治療をサポートしており、定期的なケアを受けることが当たり前になっています。痛みが出てからではなく、「予防する」という考え方が根付いているのです。この習慣は、大人になってからも続くため、高齢者でも多くの人が自分の歯を長く保てているのです。
日本ではまだ虫歯の有病率が高く、乳児からのケアの意識改革が求められています。スウェーデンの取り組みは、単に歯を守るだけでなく、生涯にわたる健康習慣の大切さを教えてくれます。私たちも、小さな習慣から見直してみる価値がありそうです。
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